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参加型GISとは

PPGIS・PGISとは:
 PPGIS(Public participation GIS,市民参加型GIS)という用語は,1996年にアメリカ合衆国のNCGIA(国立地理情報分析センター)のワークショップで提示されたのが最初といわれおり,さまざまな市民参加活動を地理空間技術によって支援する分野を指します。たとえば,地図作成を通して市民の情報共有を促進したり,GISによって公的意志決定のプロセスを改善する活動などが含まれます。
 PPGISは,もともとアメリカ合衆国の都市での応用から始まったものですが,これを農村地域や発展途上国での応用にまで拡大したPGIS(Participatory GIS,参加型GIS)という用語も使われるようになりました。そこには,Web GISなどのハイテク技術だけでなく,手描き地図やレリーフマップなどの古典的な地図作成手法を含む広義の地理情報技術を,開発教育や参加型開発におけるPLA(Participatory Learning and Action,参加型学習行動法)のツールとして利用することも含まれます。

【参考文献】
Kemp, K.K. ed. 2008. Encyclopedia of Geographic Information Science. Thousand Oaks Sage.
Ppgis.net<http://www.ppgis.net/ppgis.htm
GIS利用定着化事業事務局編(岡部篤行・今井 修監修)2007. 『GISと市民参加』古今書院.

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